東からの風がやや強く

浅く広くをモットーに色々と手を出している主義の備忘録

今だからこそ田口くんに興味を持ったときのことを語ってみました。

 2016年3月31日。田口淳之介くんがジャニーズ事務所を退所します。

 

 思うことは沢山あります。ただ、それを言葉にして伝えるには消化しきれていない部分があり、どんな言葉を並べればいいのか分からないのが今の気持ちです。

 ただ私の場合、長く深くKAT-TUNさんを応援されてきた方々とはその熱量もあまりにも違うため、田口くんの退所ついて語る、なんてことがおこがましいような気持ちでいます。別のお話なりますが、SMAPさん騒動*1のときも、SMAPさんのことは昔から拝見していましたし好きですが、詳細を知らないのに件を語るのはどうなのだろうか、と思っていましたので多くは述べないようにしていました。ほら、私、意見がコロコロと変わるタイプなので良い話を聞けばそちら側の立場の気持ちになりますし、悪い話を聞けばそちら側の立場になって考えてしまうので。

 

 話は少々ずれましたが、なので、あえて今日だからこそ田口くんを好きになったきっかけでも話そうではないか!と思います。田口くんのここが良いんだよ、素敵なんだよ、最高なんだよ、好きなんだよ、ということを残しておきたいと思います。

 

※あくまで他グループ(V6さん)を主体に応援する人間による殴り書きです。

 

~2002年、田口くんを認識する~

 田口くんの名前と顔を認識したのは2002年公開の映画「模倣犯」でした。

模倣犯 [DVD]

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  当時、高校生だった私は中居さん目的で友人と見に行きました。

 その頃、私は前年である2001年に放送していたドラマ「白い影」*2の影響で「中居正広大好き」期を迎えていました。だって、孤高の天才外科医・直江庸介が凄くかっこよかったんだもん。ヒロインの倫子*3との関係性が良かったんだもん。ストーリーが好きだったんだもん!!あんなのを見せられたら中居さんが好きになっちゃうのは仕方ないことだと思います(完全な余談)。

 そんな感じで鑑賞した映画の中に、田口くんはとある事件に巻き込まれた女性の遺体を発見する少年役で出演しています。映画を見返していないのでぼんやりとしか思い出せないのですが、出演時間は決して多くなく、少ししか出ていなかったかと思います。

 それでもはっきりと田口くんを覚えているのは「わ、綺麗な顔の男の子だなー」と映画を見ていたときに思ったからでした。あと、確か映画公開記念の宣伝番組か雑誌で田口くんを紹介*4していたような記憶があります。とにかく顔が正統派アイドルのような整った顔立ちだったので印象に残りました。

 本編も見ごたえあります。私は映画きっかけで原作も読みましたが、殺人事件が発生して、といった内容なので気軽に「面白い!」とは言い難い内容ではありますが興味のある方は是非。映画にはV6さんファンには元主任としてお馴染みの津田寛治さんも出演されています。

 

 ただ、ここで私の残念な記憶力をご説明させていただきますと、私、「模倣犯」を見る前から田口くんをテレビで見ているんですよ(え、)。

 KAT-TUNさんが結成するきっかけになった「ポップジャム*5は見ていましたし、「裸の少年」*6もばっちり見ていました。ええ、見ていたのに田口くんを覚えていなかったのですよ。その他大勢のジュニアの一人とし見ていたようです。「裸の少年」のパジャマ期は録画していたので今見返すと、結構出てるんですよね。でも、当時はかざぽん目的で見ていたので眼中にありませんでしたよ。藤ヶ谷父さんは覚えていたのになー…。あ、キャラが強烈だったので覚えているのは当たり前か。とりあえず、相変わらず残念な自分の脳ミソをどうにかしてほしい。

 

~2005年、田口くんと再会する~

 それから3年後の2005年。

 「ごくせん2」*7に全くハマらなかった私ですが、ドル誌を購入していたこともあってKAT-TUNさんのことは勿論存じ上げていました。が、「ギラギラしていた怖そうだな…」という見た目の印象だけで避けていました。だって怖いの苦手。

 いくら頭の悪い私でも6人の名前と顔くらいは覚えていましたが、怖いのが苦手なので積極的に見てはいなかったと思います。あ、「anego*8は見ていました。というか、2005年当時の水曜22時のドラマ枠ってフジテレビさんしかなかったかと。*9そのため、自然と「anego」を見る、という感じ だったかと思います。それでも仁くんが出演しているから、というのも多少はあったかと思います。隼人から黒沢くんに変貌した(髪を切った)仁くんは大変素敵な容姿をしておりましたので。今でも黒沢くん(の容姿)は好きです。

 そしてその年の夏クール。たまたま私が見ていたドラマに突如として田口くんが出演することになりました。それが皆さまご存知「がんばっていきまっしょい*10です。

 色々あってピンチヒッターとして登場したわけですが、相変わらずのさわやかイケメンでした。「わー、田口くんだ!模倣犯に出ていた田口くんだー!!」と思って見ておりました。 

がんばっていきまっしょい DVD-BOX

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  このドラマは内容もとても好きなテイストで、詳しくはwikiっていただきたいのですが、高校生が部活動を通して成長していく青春群像劇です。高校生ならではのキラキラとした日常と挫折、将来への不安だったり希望が描かれています。DVD-BOXも発売しておりますので、気になる方はレンタルまたは購入を(宣伝)。

 でも、肝心の田口くん熱はドラマが最終回を迎えたと同時に収束します。ごめん、好印象だったのですが田口くんにはハマらなかった。

 

~2007年、ついに素の田口くんを知ってしまう~

 2年後、なんやかんやあって*11KAT-TUNさんに興味を持ち、ちょうど「KAT-TUNカトゥーン」*12が放送開始されたので見始めました。

 「KAT-TUNカトゥーン」きっかけにKAT-TUNさんを本格的に応援し始めます。が、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、私は2002年に田口くんを認識し、2007年になるまで素の田口くんを見たことがなかったのです。そうです、彼が寒いギャグを連発し、末っ子気質を発揮し、アニメ好きな人だとは知らなかったのです。今でこそ、それが田口淳之介という男ですし、むしろそれが無くなってしまったら田口くんではなくなってしまうでしょうし、そんな田口くんが好きなので(むしろもっとやれ!)何も思わないのですが。当時はちょっとしたカルチャーショックでした。見た目がTHE・正統派イケメンなので、まさかそんな残念キャラだとは思っていなかったので(褒めてる)。まあ、自分が良く知らないで田口くんを勝手に美化し過ぎただけの話なんですけども。

 2002年の「模倣犯」がファーストインパクトだとすると、2007年は完全にセカンドインパクトでした。私の中で破壊力が強すぎた。

 

~2008年、夏の場所~

 一気に田口くんの印象が変わってしまった私ですが、翌年にリリースされたシングル「DON’T U EVER STOP」でまた印象がガラっと変わります。

 初回限定1、2、3に各メンバーのソロ曲が収録されておりまして、田口くんのソロ曲「夏の場所」が期待以上の良曲でビビりました。

 ピアノの音から始まり、スタイリッシュなラップ調のAメロから続くさわやかな曲調でいてダンスナンバー。6人のソロ曲はどれもメンバーそれぞれ合っていて好きなのですが、その中でも田口くんは一番ジャニーズっぽい曲だな、と思いました。特にラップが。

 当時のKAT-TUNさんのラップといえば聖くんのラップですが、聖くんのラップは所謂、本格的な*13アメリカナイズされたラップ、という印象です。対して田口くんは「THE☆ジャニーズ」が歌うラップ、という印象です。爽やかな声色のままで本来であれば激しいはずのラップを歌う。これぞアイドル(ガッツポーズ)!!V6さんでいうと、長野くんが優しい歌声で「My Life」*14を歌っている、といったところでしょうか。(なんかちがう…?)

 KAT-TUNさんでこんなにジャニーズっぽい曲が聞けるとは思っていなかったので正直びっくりしましたし、自分が予想していた以上に好きなテイストの曲でした。以降、ちょくちょく私は「田口くんのソロ曲にはずれなし」を強調していくことになるのです。

 

~2014年、ついにオチた~

 これだけ見ていただければ「あ、こいつ田口くんにオチたな」とバレバレですね。ええ、オチましたとも。

 

 その前にお伝えしなければならないのは、KAT-TUNさんを本格的に応援し始めて、コンサートへ行くようになり、様々な歌番組、CD、アルバム曲を聴いているときにも「わー、田口くんいいなぁ、かっこいいなー」とは思っていました。けど、田口くんにはオチたくない、という謎の葛藤が数年はずっと続いていました。今考えても何故なのかはわかりません。でも、やっぱりスタイル良いしからダンスは映えるんですよねぇー。KAT-TUNさんのコンサートを初めて行ったときに「WIND」*15を見たときは「田口くん格好良い!田口くん格好良い!」とずっと言っていたような…?

 

 そんな月日を過ごして、ついにオチた2014年。

 観劇したきっかけは、演出家さんと共演者さんを以前別の舞台で拝見したことがあり、そのお二人が携わっているなら見たいな、という軽い気持ちでした。しかしながら蓋を開けてみたらすっかりフォレスト(田口くん)に魅了されていました。勝ち負けって意味分からないですけど、完全に負けてた。あんなの見せられて惚れない理由などなかった。どんな環境化に置かれても前向きにまっすぐ突き進むフォレストと、無邪気に笑いまっすぐな声を出す田口くんが重なり、フォレストのことを好きになると同時に終演後にはすっかり田口くんに魅了されていました。

 2年前のことなのに今でも冒頭の台詞の声は覚えています。おそらくあの台詞を聞いた瞬間から私はフォレスト=田口くんを好きになったのだと思います。それほどに良い舞台でした。

 

 そして今、2016年に至る。

 

~田口くんに特化して「9uarter」DVDをおすすめしてみる~

  本当はKAT-TUNさんが現在販売している映像作品でおすすめしたいDVDを改めて全て確認した上でおすすめしたい田口くんの場面を紹介したいのですが、時間があまりにも足りなさ過ぎたので、直近のライブDVDのみになってしまいますがご紹介、、、というよりはここが好き!というところを集めてみました。ただ、長くなってしまいそうなので掻い摘みます。

 

○KATUTUN LIVE 2015 9uarter in TOKYO DOME(2015.10.14release)

 「Japanesque」*16「Rock」「Digital」「Shuffle」のテーマがあり、田口くんは「Digital」担当です。*17そのかわり、KAT-TUNさんにしては珍しくソロ曲を歌っていないのも特徴的なのかな、と思います。まあ、2013年のカウコンDVDもソロ曲はありませんでしたけど。

 本編の前に言いたいのは、初回限定盤についてくるライブフォトブックレット(40P)の田口くんページがカッコいいです!「Japanesque」での田口くんがドーンと大きく乗っているページがあり、それはそれはとてもカッコよいのです。かと思えばツアーTシャツを着て微笑んでいる田口くんは天使だ!!!

 さて、本編です。

『DISC1』

・BIRTH

 「君を探す」で指差しする田口くんがカッコいいです。それだけが伝えたかった。

・~Japanesque~

 そもそも、和チックな衣装とか番傘、刀がイケメンに似合わないわけがない。

 「Japanesque」パートだと「楔-kusabi-」が個人的に好きです。サビだとそれぞれ異なったアイテムを使ってダンスしているのが面白いなーと。ちなみに

  亀ちゃん=番傘

  田口くん=織物

  上田くん=扇子

  中丸さん=刀

 となっています。正確には、各メンバーのバックダンサーの子達が持っているものです。中丸さんに刀を持ってきた方は天才だと思っております(田口くんの感想ではなくなってる)。

 そのままの流れで番傘を持って「Lovin’U」*18を歌うのも好きです。亀ちゃんの肌蹴具合がどうしても気になりますけど。

・春夏秋冬*19

 初日で「思い出全部 積んだら行くよ」で頬杖をつく田口くんがモニターに映った瞬間、会場が「可愛い…」「なにあれっ」「あああああ!!!」「カッコイイんだけど!!!」と一気にざわつきました。あれは反則だ。アンニュイ表情も反則だけど、頬杖はだめだ。

 あ、個人的に次の「NOTHING ELSE MATTERS」*20の演出が好きです。

 

『DISC2』

・~Digital~

 田口くんのソロダンスから始まります。手足が長いので本当に迫力あってカッコイイです。

 演出も個人的には一番好きです。4つの曲をそれぞれ歌い出したかと思ったらマッシュアップするという演出。マッシュアップなんて言葉、他の方の感想を見て初めて知りましたよ。初めて見たとき「なにこれ!4曲同時歌うとかなにそれ!超楽しいんですけど!!」と思いました。ワンフレーズずつ歌っていたので、そのままいくのかと思っていたら、亀ちゃんが歌っている途中から上田くんが歌い始め、中丸さんが入り、田口くんが入ってきたので頭がどの音を主体にして聞けば良いのか混乱しましたが楽しかったです。特に田口くんが「LOVE」*21を歌ってくれるなんて!「LOVE」は発売当時から好きなカップリング曲なので聞けて嬉しかったですー。KAT-TUNさんはライブでカップリング曲を結構歌ってくれるのか嬉しいところです。

・Shuffleコーナー

 スロットマシーンで名前が出たメンバーが他のメンバーのソロ曲を歌う企画もの。

 何故か田口くんはダンスも完コピ出来ている、という、ある意味田口くんのメンバー愛を伺うことが出来るコーナーでもありました。それにしても上田くんの場合は斬新過ぎて面白いです。通常盤では別日(5月9日公演)のシャッフルコーナーが収録されています。上半身裸の田口くんが見れます。

・RAY*22

 私はこれを見るためにライブへ行った、と言っても過言ではないくらい「THE・KAT-TUN」のステージです。花火は出すし炎は出すしで派手演出のオンパレードです。でもそれが似合うロックテイストの楽曲で合っています。こういった演出が出来るのは何度もドーム公演を行っているからなのでしょうねぇ。カッコいい。

 この曲に関してはライブ当日、2日間共田口くんをずっと見ていたくらいには田口くんがカッコよ過ぎた。激しい曲調で踊る田口くんはカッコいい。微笑んでいる田口くんも好きだけど、クールな田口くんも好きだ。初回盤限定にはRAYのソロアングル*23もあります。あ、初回盤にはダイジェストですがビジュアルコメンタリーもあります。手巻き寿司は食べていませんが*24、こちらも面白いですよ。

 

 

 おすすめDVDは他にも勿論、沢山あります。

 KAT-TUNさんはシングルの初回限定にMVがよく付いているのですが、そのメイキングも企画物があったりしますし、勿論、今回紹介しましたライブDVD以外のライブDVDも見ごたえのある作品なのでおすすめです。「ありがとう」「キラリト」*25を歌った回*26なのですが、あればテレビ番組なので販売はしておりませんからねぇ。お近くにKAT-TUNさんファンがいらしたらダビングなりなんなりで見ていただくか、違法ですが某動画サイトでアップロードされているのを探していただくしか…。というか、少プレのプレミアムショーは全てにおいてよ過ぎた。あれをNEWSちゃんもやるのかな?そしたら羨ましい限りです。

 

 

さて、本当に長くなりましたね(苦笑)。これでも語り足りなく、文章を結構削除した結果の投稿になります。そのため、ブツっと途中で文章が可笑しくなっているところもあるかと思います。妖怪のせいだと思ってください。

 

 本当はMステ*27前に投稿したかったのに間に合わなかったのが私らしいのかな?と思ってます。

*1:2016年1月に突如として世間を騒がした、解散騒動のこと。

*2:2001年1月~3月のTBSドラマ。

*3:竹内結子さんの役名。

*4:ジャニーズ事務所に所属している人、という紹介。

*5:2001年4月~2002年3月まで司会を光一さん、久保純子さんがしていたNHKさんの歌番組。

*6:2001年4月~2009年9月までテレ朝で放送していたバラエティー番組。私がよく見ていたのは通称「パジャマ期」と呼ばれている深夜番組時代です。

*7:2005年1月~3月の日テレドラマ。

*8:2005年4月~6月の日テレドラマ。

*9:TBSさんは水曜プレミア、フジテレビさん爆笑レッドシアターを放送しておりました。

*10:2005年7月~9月のフジドラマ。

*11:そのあたりは、気が向いたときに書きたいと思います。

*12:2007年4月~2010年3月まで日テレで放送していたバラエティー番組。

*13:いや、ラップは普段聞かないので“本格的”という表現で合っているのか分からないですけど

*14:10枚目アルバム「Voyager」収録曲。

*15:4枚目アルバム「Break the Records -by you & for you-」収録曲。

*16:この言葉を聞くと「show must go on」と叫ぶ某座長さんを思い出す・・・。

*17:「Japanesque」は亀ちゃん、「Rock」は上田くん、「Shuffle」は中丸さんがそれぞれ担当しています。

*18:シングル「Keep the faith」カップリング曲

*19:アルバム「Break the Records -by you & for you-」収録曲

*20:シングル「KISS KISS KISS 」カップリング曲

*21:シングル「LIPS」カップリング曲。

*22:シングル「KISS KISS KISS」カップリング曲。

*23:V6さんでいうところのマルチアングル

*24:V6さんのビジュアルコメンタリーでは手巻き寿司が用意されており、お腹が空いたメンバーは食べていました。へ、平和すぎる…。

*25:シングル「KISS KISS KISS」カップリング曲)の作成過程とかね。

 V6さんファンに個人的におすすめしたいのは少プレで田口くんが「shelter」((アルバム「! -attention-」収録曲

*26:ザ少年倶楽部プレミアム」2014年7月16放送回

*27:2016年3月25日放送