東からの風がやや強く

浅く広くをモットーに色々と手を出している主義の備忘録

今更『滝沢歌舞伎2016』感想

 本日、我らが三宅さんが再三に渡る佐久間くんのお誘いに根負けし?、シアタークリエで上演されている『ジャニーズ銀座2016』(通称・クリエ)を観劇されたそうで。良かったね、佐久間くん♡

 そんな記念で今更ではありますが『滝沢歌舞伎2016』の感想でも残そうかと思います。ええ、前回の記事では「感想書けなくてすんません」とか書いているのに、勢いに生じて感想書きます。勢いって大事。

 ただ、観劇してからすでに20日以上経過していること、メモなどで記録をしていないため、覚えている限りの範囲内になります。三宅さん好きなので三宅さんに関することのみです。すんませんー。

 そうだ、これを残しておかなと。私は滝沢歌舞伎に関してはほぼ予備知識なしで観劇しました(ネタバレになる感想は見ていきましたけど)。滝沢歌舞伎素人目線です、念のため。*1

 

 【第一部】

  • オープニング

 生タッキー!!怪談トリオ時代から見ていた私的にはタッキーが目の前で歌って踊っているだけで興奮しました。いや、正確に言えば2013年の神宮外苑花火大会で見ていたのですが、席遠かったし、「真夏に野外でKinKi!!」の衝撃が強かったので覚えていない(失礼)。あ、山手線外回りをトロッコに乗って歌っていたのは覚えていますよ!
 少年から青年になっても相変わらずお美しいお姿に惚れ惚れしつつ、フライングに感動しておりました。フライングといえば、客席の上を華麗に飛ぶこと、という固定概念*2があったので、軽くジャンプするようにフライングをするタッキーを見て「フライングはこういう使い方もあるのか!」と目から鱗でした。優雅に飛ぶタッキーは王子様でした。

  • Maybe

 初日開演前にセットリストがSNSで流れてきたときに「Maybe、ってぶいさんの?いや、まさかねぇー」と思っていたら本当にMaybeでした。「はあ?!三宅さん、なんて選曲を!!」とSNS越しに叫んだ初日の良い思い出です。
 奈落から登場した三宅さんは背筋をぴしっと伸ばし、全身に力を込めているようでした。あ、ちなみにこれ、初日に行かれた方々のレポを読み漁っていたところ、お怪我をされる前までは奈落ではなく普通に舞台端から歩いて登場していたようですね。奈落からの登場はとても貫禄があって良かったですよ。
 そこからのMaybe。「手話を使いながらダンスをしている」「Jr.の子(佐久間くんと林くん)がダンサーとして付いている」「三宅さん一人の映像が後ろで流れている。」という予備知識を蓄えて観劇。
 もう、映像を見れば良いのか本人を見ればよいのか迷う!細かい表情を見るのなら勿論映像なのですけども、全体のダンスを見るのなら生が良いに決まっているし。Jr.の子達のダンスもキレがあって素敵だしで終始アワアワしておりました。
 Maybeは歌詞をご覧にいただければお分かりの通り、(私の解釈としては)恋愛に臆病になってしまった男性目線の話です。私は不勉強のため手話には詳しくないのですが、歌詞と同じ解釈の手話を付けるため、作詞家の方とディスカッションしたそうな*3。徹底したクオリティを求める三宅さん、さすがです。
 映像の三宅さんが切なそうな表情が良いです。きゅんとなる。

  • お化け

 タイトルが「お化け」って(笑)。「怪談」の方がまだカッコ良くないか?
 SNSで噂には聞いていたお化け。怖い話は小さい頃から苦手なので、正直、ちゃんと見れるのか不安要素でした。が、林くんの1人芝居に見入ったのでどうでも良くなりましたよ。林くんの後ろで流れていた映像は怖かったので見ないように林くんだけに集中して見ておりました。男役と女役、語り部を演じているので声色の変化がとにかく凄かったです。上手過ぎてちょっと意味わかんない(褒めてる)。
 あまににも林くんの演技に集中し過ぎていたので客席通路を歩いてきた貞子(仮)に超接近されるまで気づかなくてびっくりしました*4。貞子(仮)、1人くらいだったら恐怖対象になって良いんですけど、あんなに沢山出て来ていいものなの?多すぎない?と疑問に思っちゃいましたけども。 

  • MASK

 このためにお金を支払ったといっても過言ではない、冒頭の映像とダンスのコラボ最高! にこ健*5で言っていた「クソが付くくらい難しい」ダンス!
 始まった瞬間、咄嗟に「BAD DREAM」*6を思い出しました。「BAD DREAM」は全ての運命を背負ったカズヤの葛藤を表現した(していたはず)楽曲でした。スクリーンの映像に合わせて踊り歌うカズヤの姿はもうぼんやりとしか思い出せないのが辛い。なぜ映像化してくれなかった、と今でも恨んでいます。けれどあのときの衝撃と興奮だけは覚えております。楽曲もさることながら素晴らしい演出でした。
 まさかそれに似た演出を三宅さんがするとは思わなかったよ!さすが劇場公演だよ!!
 玉座に腰掛ける赤いナポレオンジャケット姿の三宅さん。弾かれたように踊りだす姿はなんかもう圧倒され過ぎて意味わかんない(褒めてます)。
 Maybeのときといい、こうマジマジと三宅さんがソロで歌ったりダンスする姿を見るのは久しぶりだし、THE・三宅ワールドが広がっていてすごく良かったです。タッキーありがとう(早い)。

  • 太鼓

 ワイドショーの芸能コーナーでお馴染みの腹筋太鼓!正直、ワイドショーで見ていたときに「腹筋太鼓…?その割にはぐるんぐるんタッキーが回ってるよ? なんで腹筋? 回るときに腹筋を使うのかな…?」と首を傾げていました。

 が、タッキーと三宅さんの回る装置を囲むようにJr.の子達が若々しい上半身を晒して名の通り腹筋をしながら太鼓を叩く姿をみて「これが腹筋太鼓っっ!!」という衝撃を受けました。仰向けになったJr.の子達が腹筋をしないと叩けないような位置に太鼓を設置するってどういうことだよ!と思いつつ、「むやみに肌を露出しない」宣言をされている三宅さんの久しぶりの上半身裸姿をガン見しました。ごちそうさまです♡

  • 舞台化粧

 これまたワイドショーでお馴染みの化粧タイム。タッキーは慣れた様子で目元や口元といったパーツ以外は素早く大胆に化粧を施しておりました。さすがだね、タッキー。対して三宅さんは細かい性格なので、使った道具をタオルでこまめに拭きながら慎重に化粧をしていたこともあり、タッキーに比べたらスピードは遅めでした。その分、真剣に化粧をしている姿が見られるのでスピード遅め最高。その間、Snow Manくん達がタッキーと三宅さんのこれまでの経歴を写真とともにざっくりと紹介します。で、そのあとに化粧をしているタッキーと三宅さんと少しだけおしゃべり。
 公演毎にSNSで話題になっていた三宅さん×佐久間くんのやり取りがここで行われておりました。なに言ってたっけ(思い出し中)。あ、貯金額だ。
 

佐久間「貯金額教えてください」
 三宅「多分言ったらドン引きするよ?」
 三宅「ブタの貯金箱には10万くらい入ってる」


だったかとおもいます(4/27)。
 あと、タッキーがポンタカードのことを知らなかったことが周知されました。

  • 滝沢歌舞伎~三章 蝶の戦い

 なんで蝶??

 これがあれか、噂に聞く「考えるな感じろ」世界かっっ。

 

【第二部】

  • 「鼠、江戸を疾る」

 前年までの「義経」から一新しての鼠小僧。
 「笑いあり、涙なし」の名の通り、全体的にコメディタッチでした。
 気にはなっていましたが観劇当時ドラマ未視聴だった鼠。なので、いきなり鼠の格好でタッキーが登場した瞬間、あまりの素敵ビジュアル(ポニーテール)に「ふぉっ!イケメン…!!」と心の中で叫びました。光一さんのときと良い*7、美男子のポニーテールは何故か似合う。
 三宅さんは真面目な岡っ引き・仙吉役だったのでアドリブに参加出来ないのがちょっと残念でしたけど、次郎吉含めたお団子屋シーンはアドリブの応酬過ぎて笑いしかないです。1回しか観劇していないのでどこまでがアドリブなのか分からないですが、毎公演必ずアドリブが入るシーンはすぐにわかります。観劇されている事務所の先輩・後輩の名前を読んだり、化粧タイムのときに会話していた内容を引っ張ってきたりしているようです。私が行った回で覚えているかぎりのアドリブはお団子シーンお丸ちゃん*8が「次郎吉さんにポンタカード持ってきてー!」と言っておりました(笑)。
 鼠は全体を通してお丸ちゃんが大好きになります。お丸ちゃんは次郎吉や仙吉らが通う馴染みのお団子屋の看板娘。自称・江戸一美人と名高い?ようです。さらに鼠の正体に気付いている、という役割です。
 あと、お丸ちゃんと鼠と言えば第六場「鼠とお丸」で屋根の上で会話をするシーン。鼠がいる屋根の上にお丸ちゃんが登ってきて会話をする、という設定なのですが、一部せり上がった舞台の上にお丸ちゃんがよじ登ろうとするのですが高くて登れず、鼠に手伝ってもらいます(笑)。そのときの会話はアドリブ合戦のようで、当日は「ジュレーム!!」と鼠が叫んでおりました。なんでそこでMJ持ってきた。
 物語終盤では水がざばーん!と客席前列にビニールシートが用意されるくらいに水が流れます。観劇された方でその様子を「サマーランド*9SNSに投稿された方がいたので、現物を見たときに「サマーランドだ、、、」としか感想が浮かばなかった自分が悔しい。

  • WITH LOVE

 タッキーが歌っている周囲でバレリーナの方が踊られているのですが、直前までサマーランド状態だったため水溜りが沢山ある中、それを逆手に水溜りで踊って水飛沫を飛ばしておりました。すごく幻想的で綺麗でしたー。

  • LOVE

 作詞・三宅、作曲・タッキーによる共作。可愛らしい曲調でした。正直、近くを三宅さんがフライングしていたので曲どころではなかったのですが(笑)。例えるなら「LOVE & LIFE」*10のような感じだったかと。それにしても三宅さんはお怪我をされていたのでフライング着地時に4~5人の手助けがあって、それが見ていて「負傷の大先輩・三宅氏を守る4~5人のナイト!!!」と興奮してしまったのは不謹慎です(苦笑)。

 

 ざっくりとした感想で申し訳ないです。。。

 カメラが入って収録も行われたそうなので映像化されればもっと細部まで(Jr.くんの動きとか)見たいので楽しみにしておりますー。

 そしてタッキー、三宅さんに出演依頼をしてくださってありがとうございました!!ジャニーズ舞台に染まる三宅さん、後輩Jr.と絡む三宅さんを見ることが出来て幸せでした!!!

*1:過去に映像化されているDVD購入も検討したのですが、常連の方々が「一新した」「全く新しいものになった」という感想をSNSで述べていらっしゃったので、あえて見ない方向にしました。

*2:完全に「Endless SHOCK」の影響です。

*3:2016年05月16日放送回「三宅健のラヂオ」参照。

*4:通路側の座席にいましたので。

*5:ジャニーズウェブ「にこにこ健」その358

*6:亀梨和也主演「DREAM BOYS」2幕冒頭の劇中曲。使用されていたのは2011年版と2012年版、という僅かな期間だったと思います。違っていたら指摘してください。。。

*7:下弦の月」MV

*8:Snow Manの深澤くん。

*9:CMの最後に大きい桶?から水が出てくることでお馴染みの東京サマーランドYou Tubeの公式チャンネルで動画が見れます。

*10:2003年「V6 SUMMER SPECIAL DREAM LIVE 2003」コンサートで歌われた楽曲。作詞・三宅さん、作曲・井ノ原さんによる共作。

『DVD感想第1回』KOICHI DOMOTO CONCERT TOUR 2006 mirror~The Music Mirrors My Feeling~(完全初回限定版)

 GW中いかがお過ごしでしょうか?
 せっかくの連休、何か記事を更新しようと連休前から考えておりました。
 直近で参加した/参加する現場としては滝沢歌舞伎2016、KAT-TUN LIVE TOUR 2016 "10Ks"、朗読劇「私の頭の中の消しゴム」、おそ松さんライブビューイングがあります。しかし、メモを取りながら観劇しないとすぐに忘れてしまうほど記憶力がないので、DVDでも販売されない限り無理だ、と察しました。感想書けなくてすんません。
 簡潔に書かせていただくとすれば、滝沢歌舞伎は大変楽しかったです。私が行った数日後、撮影用カメラが入ったようですので楽しみにしております。健たんのMaybeとソロダンスと林くんの怪談と鼠が見たい(中毒)。特に鼠さんは滝沢歌舞伎を見てすっかり好きになったのでNHKさんのドラマ*1を毎週楽しみに拝見させていただいております。鼠イケメン、素敵。"10Ks"はおそらく出るであろうDVDで嘗め回すように見てからではないと無理です。気持ちが治まらない。
 話は脱線しましたが、せっかくの連休(2回目)。空いている時間を有効活用して所有しているコンサートDVDの感想を書いてみようかと思い立ちました。
 元々、他人様のコンサート、またはコンサートDVDの感想を見るのが好きです。特に他グループを応援されている方による感想が面白いです。いつもとは違う目線による解釈や感想が比較的多いような気がするので感心することも多々あります。*2
 私の拙い文章では魅力を伝えきれないことも沢山あるのは承知ですが、少しでも興味を抱いていただければ幸いです。

 記念すべき第1回目はこちらです。

 「KOICHI DOMOTO CONCERT TOUR 2006 mirror~The Music Mirrors My Feeling~(完全初回限定版)」
KOICHI DOMOTO CONCERT TOUR 2006 mirror~The Music Mirrors My Feeling~/堂本光一 (完全初回限定版) [DVD]

 2007年5月16日発売。
 2006年9月13日~10月30日9箇所全27公演。DVDは最終日の10月30日横浜アリーナを映像化したものです。
 本コンサートは2006年7月21日発売のシングル「Deep in your heart」、同年9月13日発売のアルバム「mirror」を引っ提げてのツアーになりますので、曲目もそれらが中心となっております。
 完全初回限定盤と通常盤の2種類で販売されておりますが、手元にあるのが完全初回限定盤のみのため、通常盤のみをお持ちの方とは少しだけ感想が異なるかもしれません。*3

 それでは、合計約4800字の感想をどうぞ!

*1:「鼠。江戸を疾る2」2016年4月14日より放送中。第1作目は2014年3月20日より全9回放送。

*2:例えば、V6さんはメンバー全員がアクロバットが出来ますが、それを驚かれる感想を書かれる方もいらっしゃって、むしろ驚かれた感想に驚きましたし、「あ、すごいことなのか」と改めて思いました。慣れって怖い。

*3:通常盤はMCが一部分のみ収録だったりするようですが、トリプルアンコールに加え「下弦の月」MV&MAKINGが付いたりしているようですので、そちらも気になる。

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今だからこそ田口くんに興味を持ったときのことを語ってみました。

 2016年3月31日。田口淳之介くんがジャニーズ事務所を退所します。

 

 思うことは沢山あります。ただ、それを言葉にして伝えるには消化しきれていない部分があり、どんな言葉を並べればいいのか分からないのが今の気持ちです。

 ただ私の場合、長く深くKAT-TUNさんを応援されてきた方々とはその熱量もあまりにも違うため、田口くんの退所ついて語る、なんてことがおこがましいような気持ちでいます。別のお話なりますが、SMAPさん騒動*1のときも、SMAPさんのことは昔から拝見していましたし好きですが、詳細を知らないのに件を語るのはどうなのだろうか、と思っていましたので多くは述べないようにしていました。ほら、私、意見がコロコロと変わるタイプなので良い話を聞けばそちら側の立場の気持ちになりますし、悪い話を聞けばそちら側の立場になって考えてしまうので。

 

 話は少々ずれましたが、なので、あえて今日だからこそ田口くんを好きになったきっかけでも話そうではないか!と思います。田口くんのここが良いんだよ、素敵なんだよ、最高なんだよ、好きなんだよ、ということを残しておきたいと思います。

 

※あくまで他グループ(V6さん)を主体に応援する人間による殴り書きです。

 

~2002年、田口くんを認識する~

 田口くんの名前と顔を認識したのは2002年公開の映画「模倣犯」でした。

模倣犯 [DVD]

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  当時、高校生だった私は中居さん目的で友人と見に行きました。

 その頃、私は前年である2001年に放送していたドラマ「白い影」*2の影響で「中居正広大好き」期を迎えていました。だって、孤高の天才外科医・直江庸介が凄くかっこよかったんだもん。ヒロインの倫子*3との関係性が良かったんだもん。ストーリーが好きだったんだもん!!あんなのを見せられたら中居さんが好きになっちゃうのは仕方ないことだと思います(完全な余談)。

 そんな感じで鑑賞した映画の中に、田口くんはとある事件に巻き込まれた女性の遺体を発見する少年役で出演しています。映画を見返していないのでぼんやりとしか思い出せないのですが、出演時間は決して多くなく、少ししか出ていなかったかと思います。

 それでもはっきりと田口くんを覚えているのは「わ、綺麗な顔の男の子だなー」と映画を見ていたときに思ったからでした。あと、確か映画公開記念の宣伝番組か雑誌で田口くんを紹介*4していたような記憶があります。とにかく顔が正統派アイドルのような整った顔立ちだったので印象に残りました。

 本編も見ごたえあります。私は映画きっかけで原作も読みましたが、殺人事件が発生して、といった内容なので気軽に「面白い!」とは言い難い内容ではありますが興味のある方は是非。映画にはV6さんファンには元主任としてお馴染みの津田寛治さんも出演されています。

 

 ただ、ここで私の残念な記憶力をご説明させていただきますと、私、「模倣犯」を見る前から田口くんをテレビで見ているんですよ(え、)。

 KAT-TUNさんが結成するきっかけになった「ポップジャム*5は見ていましたし、「裸の少年」*6もばっちり見ていました。ええ、見ていたのに田口くんを覚えていなかったのですよ。その他大勢のジュニアの一人とし見ていたようです。「裸の少年」のパジャマ期は録画していたので今見返すと、結構出てるんですよね。でも、当時はかざぽん目的で見ていたので眼中にありませんでしたよ。藤ヶ谷父さんは覚えていたのになー…。あ、キャラが強烈だったので覚えているのは当たり前か。とりあえず、相変わらず残念な自分の脳ミソをどうにかしてほしい。

 

~2005年、田口くんと再会する~

 それから3年後の2005年。

 「ごくせん2」*7に全くハマらなかった私ですが、ドル誌を購入していたこともあってKAT-TUNさんのことは勿論存じ上げていました。が、「ギラギラしていた怖そうだな…」という見た目の印象だけで避けていました。だって怖いの苦手。

 いくら頭の悪い私でも6人の名前と顔くらいは覚えていましたが、怖いのが苦手なので積極的に見てはいなかったと思います。あ、「anego*8は見ていました。というか、2005年当時の水曜22時のドラマ枠ってフジテレビさんしかなかったかと。*9そのため、自然と「anego」を見る、という感じ だったかと思います。それでも仁くんが出演しているから、というのも多少はあったかと思います。隼人から黒沢くんに変貌した(髪を切った)仁くんは大変素敵な容姿をしておりましたので。今でも黒沢くん(の容姿)は好きです。

 そしてその年の夏クール。たまたま私が見ていたドラマに突如として田口くんが出演することになりました。それが皆さまご存知「がんばっていきまっしょい*10です。

 色々あってピンチヒッターとして登場したわけですが、相変わらずのさわやかイケメンでした。「わー、田口くんだ!模倣犯に出ていた田口くんだー!!」と思って見ておりました。 

がんばっていきまっしょい DVD-BOX

がんばっていきまっしょい DVD-BOX

 

  このドラマは内容もとても好きなテイストで、詳しくはwikiっていただきたいのですが、高校生が部活動を通して成長していく青春群像劇です。高校生ならではのキラキラとした日常と挫折、将来への不安だったり希望が描かれています。DVD-BOXも発売しておりますので、気になる方はレンタルまたは購入を(宣伝)。

 でも、肝心の田口くん熱はドラマが最終回を迎えたと同時に収束します。ごめん、好印象だったのですが田口くんにはハマらなかった。

 

~2007年、ついに素の田口くんを知ってしまう~

 2年後、なんやかんやあって*11KAT-TUNさんに興味を持ち、ちょうど「KAT-TUNカトゥーン」*12が放送開始されたので見始めました。

 「KAT-TUNカトゥーン」きっかけにKAT-TUNさんを本格的に応援し始めます。が、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、私は2002年に田口くんを認識し、2007年になるまで素の田口くんを見たことがなかったのです。そうです、彼が寒いギャグを連発し、末っ子気質を発揮し、アニメ好きな人だとは知らなかったのです。今でこそ、それが田口淳之介という男ですし、むしろそれが無くなってしまったら田口くんではなくなってしまうでしょうし、そんな田口くんが好きなので(むしろもっとやれ!)何も思わないのですが。当時はちょっとしたカルチャーショックでした。見た目がTHE・正統派イケメンなので、まさかそんな残念キャラだとは思っていなかったので(褒めてる)。まあ、自分が良く知らないで田口くんを勝手に美化し過ぎただけの話なんですけども。

 2002年の「模倣犯」がファーストインパクトだとすると、2007年は完全にセカンドインパクトでした。私の中で破壊力が強すぎた。

 

~2008年、夏の場所~

 一気に田口くんの印象が変わってしまった私ですが、翌年にリリースされたシングル「DON’T U EVER STOP」でまた印象がガラっと変わります。

 初回限定1、2、3に各メンバーのソロ曲が収録されておりまして、田口くんのソロ曲「夏の場所」が期待以上の良曲でビビりました。

 ピアノの音から始まり、スタイリッシュなラップ調のAメロから続くさわやかな曲調でいてダンスナンバー。6人のソロ曲はどれもメンバーそれぞれ合っていて好きなのですが、その中でも田口くんは一番ジャニーズっぽい曲だな、と思いました。特にラップが。

 当時のKAT-TUNさんのラップといえば聖くんのラップですが、聖くんのラップは所謂、本格的な*13アメリカナイズされたラップ、という印象です。対して田口くんは「THE☆ジャニーズ」が歌うラップ、という印象です。爽やかな声色のままで本来であれば激しいはずのラップを歌う。これぞアイドル(ガッツポーズ)!!V6さんでいうと、長野くんが優しい歌声で「My Life」*14を歌っている、といったところでしょうか。(なんかちがう…?)

 KAT-TUNさんでこんなにジャニーズっぽい曲が聞けるとは思っていなかったので正直びっくりしましたし、自分が予想していた以上に好きなテイストの曲でした。以降、ちょくちょく私は「田口くんのソロ曲にはずれなし」を強調していくことになるのです。

 

~2014年、ついにオチた~

 これだけ見ていただければ「あ、こいつ田口くんにオチたな」とバレバレですね。ええ、オチましたとも。

 

 その前にお伝えしなければならないのは、KAT-TUNさんを本格的に応援し始めて、コンサートへ行くようになり、様々な歌番組、CD、アルバム曲を聴いているときにも「わー、田口くんいいなぁ、かっこいいなー」とは思っていました。けど、田口くんにはオチたくない、という謎の葛藤が数年はずっと続いていました。今考えても何故なのかはわかりません。でも、やっぱりスタイル良いしからダンスは映えるんですよねぇー。KAT-TUNさんのコンサートを初めて行ったときに「WIND」*15を見たときは「田口くん格好良い!田口くん格好良い!」とずっと言っていたような…?

 

 そんな月日を過ごして、ついにオチた2014年。

 観劇したきっかけは、演出家さんと共演者さんを以前別の舞台で拝見したことがあり、そのお二人が携わっているなら見たいな、という軽い気持ちでした。しかしながら蓋を開けてみたらすっかりフォレスト(田口くん)に魅了されていました。勝ち負けって意味分からないですけど、完全に負けてた。あんなの見せられて惚れない理由などなかった。どんな環境化に置かれても前向きにまっすぐ突き進むフォレストと、無邪気に笑いまっすぐな声を出す田口くんが重なり、フォレストのことを好きになると同時に終演後にはすっかり田口くんに魅了されていました。

 2年前のことなのに今でも冒頭の台詞の声は覚えています。おそらくあの台詞を聞いた瞬間から私はフォレスト=田口くんを好きになったのだと思います。それほどに良い舞台でした。

 

 そして今、2016年に至る。

 

~田口くんに特化して「9uarter」DVDをおすすめしてみる~

  本当はKAT-TUNさんが現在販売している映像作品でおすすめしたいDVDを改めて全て確認した上でおすすめしたい田口くんの場面を紹介したいのですが、時間があまりにも足りなさ過ぎたので、直近のライブDVDのみになってしまいますがご紹介、、、というよりはここが好き!というところを集めてみました。ただ、長くなってしまいそうなので掻い摘みます。

 

○KATUTUN LIVE 2015 9uarter in TOKYO DOME(2015.10.14release)

 「Japanesque」*16「Rock」「Digital」「Shuffle」のテーマがあり、田口くんは「Digital」担当です。*17そのかわり、KAT-TUNさんにしては珍しくソロ曲を歌っていないのも特徴的なのかな、と思います。まあ、2013年のカウコンDVDもソロ曲はありませんでしたけど。

 本編の前に言いたいのは、初回限定盤についてくるライブフォトブックレット(40P)の田口くんページがカッコいいです!「Japanesque」での田口くんがドーンと大きく乗っているページがあり、それはそれはとてもカッコよいのです。かと思えばツアーTシャツを着て微笑んでいる田口くんは天使だ!!!

 さて、本編です。

『DISC1』

・BIRTH

 「君を探す」で指差しする田口くんがカッコいいです。それだけが伝えたかった。

・~Japanesque~

 そもそも、和チックな衣装とか番傘、刀がイケメンに似合わないわけがない。

 「Japanesque」パートだと「楔-kusabi-」が個人的に好きです。サビだとそれぞれ異なったアイテムを使ってダンスしているのが面白いなーと。ちなみに

  亀ちゃん=番傘

  田口くん=織物

  上田くん=扇子

  中丸さん=刀

 となっています。正確には、各メンバーのバックダンサーの子達が持っているものです。中丸さんに刀を持ってきた方は天才だと思っております(田口くんの感想ではなくなってる)。

 そのままの流れで番傘を持って「Lovin’U」*18を歌うのも好きです。亀ちゃんの肌蹴具合がどうしても気になりますけど。

・春夏秋冬*19

 初日で「思い出全部 積んだら行くよ」で頬杖をつく田口くんがモニターに映った瞬間、会場が「可愛い…」「なにあれっ」「あああああ!!!」「カッコイイんだけど!!!」と一気にざわつきました。あれは反則だ。アンニュイ表情も反則だけど、頬杖はだめだ。

 あ、個人的に次の「NOTHING ELSE MATTERS」*20の演出が好きです。

 

『DISC2』

・~Digital~

 田口くんのソロダンスから始まります。手足が長いので本当に迫力あってカッコイイです。

 演出も個人的には一番好きです。4つの曲をそれぞれ歌い出したかと思ったらマッシュアップするという演出。マッシュアップなんて言葉、他の方の感想を見て初めて知りましたよ。初めて見たとき「なにこれ!4曲同時歌うとかなにそれ!超楽しいんですけど!!」と思いました。ワンフレーズずつ歌っていたので、そのままいくのかと思っていたら、亀ちゃんが歌っている途中から上田くんが歌い始め、中丸さんが入り、田口くんが入ってきたので頭がどの音を主体にして聞けば良いのか混乱しましたが楽しかったです。特に田口くんが「LOVE」*21を歌ってくれるなんて!「LOVE」は発売当時から好きなカップリング曲なので聞けて嬉しかったですー。KAT-TUNさんはライブでカップリング曲を結構歌ってくれるのか嬉しいところです。

・Shuffleコーナー

 スロットマシーンで名前が出たメンバーが他のメンバーのソロ曲を歌う企画もの。

 何故か田口くんはダンスも完コピ出来ている、という、ある意味田口くんのメンバー愛を伺うことが出来るコーナーでもありました。それにしても上田くんの場合は斬新過ぎて面白いです。通常盤では別日(5月9日公演)のシャッフルコーナーが収録されています。上半身裸の田口くんが見れます。

・RAY*22

 私はこれを見るためにライブへ行った、と言っても過言ではないくらい「THE・KAT-TUN」のステージです。花火は出すし炎は出すしで派手演出のオンパレードです。でもそれが似合うロックテイストの楽曲で合っています。こういった演出が出来るのは何度もドーム公演を行っているからなのでしょうねぇ。カッコいい。

 この曲に関してはライブ当日、2日間共田口くんをずっと見ていたくらいには田口くんがカッコよ過ぎた。激しい曲調で踊る田口くんはカッコいい。微笑んでいる田口くんも好きだけど、クールな田口くんも好きだ。初回盤限定にはRAYのソロアングル*23もあります。あ、初回盤にはダイジェストですがビジュアルコメンタリーもあります。手巻き寿司は食べていませんが*24、こちらも面白いですよ。

 

 

 おすすめDVDは他にも勿論、沢山あります。

 KAT-TUNさんはシングルの初回限定にMVがよく付いているのですが、そのメイキングも企画物があったりしますし、勿論、今回紹介しましたライブDVD以外のライブDVDも見ごたえのある作品なのでおすすめです。「ありがとう」「キラリト」*25を歌った回*26なのですが、あればテレビ番組なので販売はしておりませんからねぇ。お近くにKAT-TUNさんファンがいらしたらダビングなりなんなりで見ていただくか、違法ですが某動画サイトでアップロードされているのを探していただくしか…。というか、少プレのプレミアムショーは全てにおいてよ過ぎた。あれをNEWSちゃんもやるのかな?そしたら羨ましい限りです。

 

 

さて、本当に長くなりましたね(苦笑)。これでも語り足りなく、文章を結構削除した結果の投稿になります。そのため、ブツっと途中で文章が可笑しくなっているところもあるかと思います。妖怪のせいだと思ってください。

 

 本当はMステ*27前に投稿したかったのに間に合わなかったのが私らしいのかな?と思ってます。

*1:2016年1月に突如として世間を騒がした、解散騒動のこと。

*2:2001年1月~3月のTBSドラマ。

*3:竹内結子さんの役名。

*4:ジャニーズ事務所に所属している人、という紹介。

*5:2001年4月~2002年3月まで司会を光一さん、久保純子さんがしていたNHKさんの歌番組。

*6:2001年4月~2009年9月までテレ朝で放送していたバラエティー番組。私がよく見ていたのは通称「パジャマ期」と呼ばれている深夜番組時代です。

*7:2005年1月~3月の日テレドラマ。

*8:2005年4月~6月の日テレドラマ。

*9:TBSさんは水曜プレミア、フジテレビさん爆笑レッドシアターを放送しておりました。

*10:2005年7月~9月のフジドラマ。

*11:そのあたりは、気が向いたときに書きたいと思います。

*12:2007年4月~2010年3月まで日テレで放送していたバラエティー番組。

*13:いや、ラップは普段聞かないので“本格的”という表現で合っているのか分からないですけど

*14:10枚目アルバム「Voyager」収録曲。

*15:4枚目アルバム「Break the Records -by you & for you-」収録曲。

*16:この言葉を聞くと「show must go on」と叫ぶ某座長さんを思い出す・・・。

*17:「Japanesque」は亀ちゃん、「Rock」は上田くん、「Shuffle」は中丸さんがそれぞれ担当しています。

*18:シングル「Keep the faith」カップリング曲

*19:アルバム「Break the Records -by you & for you-」収録曲

*20:シングル「KISS KISS KISS 」カップリング曲

*21:シングル「LIPS」カップリング曲。

*22:シングル「KISS KISS KISS」カップリング曲。

*23:V6さんでいうところのマルチアングル

*24:V6さんのビジュアルコメンタリーでは手巻き寿司が用意されており、お腹が空いたメンバーは食べていました。へ、平和すぎる…。

*25:シングル「KISS KISS KISS」カップリング曲)の作成過程とかね。

 V6さんファンに個人的におすすめしたいのは少プレで田口くんが「shelter」((アルバム「! -attention-」収録曲

*26:ザ少年倶楽部プレミアム」2014年7月16放送回

*27:2016年3月25日放送

ご挨拶とご注意

 突然ですがブログを作ってみました。

 

 というのも、忘れっぽい性格に加えて人の意見に流されやすいタイプなので、なにかを見た感想だったり、自分の意見だったりするものを忘れてしまったり、180度変わってしまうんです(笑…えない)。なので、備忘録のように「今」の感想だったり意見だったり(いや、意見は多分書かないと思うけど)を書き残しておこうかなー、という軽い気持ちです。

 基本は趣味であるジャニーズさん(主にV6さん)のことだったり、他グループさんのことだったり、漫画やアニメ、映画や舞台などなど、本当にざっくばらんに書くと思います。備忘録なので。

 

 ただ、これは本当に自分でも気を付けているのですが、私は本当に意見がコロコロと変わりやすいです。なので、「この日のこの記事ではこんなこと書いていたけど、最新の記事では180度違うこと書いてる、矛盾しすぎ」なんてことは良くある話です。気にしないでください。それはあくまで「記事を書いた当時の気持ち」であって、それが必ずしも「今の気持ち」ではないのです。よくある話なのです(2回目)。

 

 そんなことにご注意いただいて、あまり真に受けず流していただければ幸いですー。